路線変更

Vermilion2005-09-13

30話から仮面ライダー響鬼のPと脚本家が替わった件で、映画版公式Blogとかで凄い議論になっています。
30話はそれほど違和感を感じませんでしたが、確かに今週の31話は完全な別物で、全然面白くなかったですね。


そもそも響鬼は「デザインに"ライダー"の匠が取り入れられていない」「変身する時"変身"って言わない」「バイクに乗ら(れ?)ない」「決め技が"ライダーキック"じゃない」「火を噴く」等、今までのライダーの概念を根本から崩したライダー(作品中に「ライダー」って表現はありませんが(^^ゞ )でして、観ている方も「ライダー」を求めていないと思うんですよね。
私も最初は違和感を感じていましたが、「ライダー」に囚われずに観れば凄く面白い作品だと思います(^^)
この辺りは「Gガンダム」に通ずるものがあるかもしれません。


しかし制作側は、その作風を失敗とみなし修正に入りました。
要はライダーでない響鬼をライダーにしようとしている訳です。
白倉PのBlogを読めば、Pのこの作品に対する考え方ってのが分かると思いますが、今までの響鬼が「重体」「資質も微妙」「棄てられた子供」と表現されています。
たしかに押し付けられた仕事かもしれませんが、29話までの響鬼ファンの気持ちを逆撫でするような事をブログに書くのはどうなんでしょうかねぇ?
555がそれ程のモノとは思えませんし・・・
「夢を実現させたい」ってのはあなたの夢であって、高寺"前"Pの夢じゃないでしょ?
制作側は「平成ライダーシリーズ」を戦闘シーンしか観ていなかった子供達が、響鬼は番組の最初から観ているという事実を認識しているのんでしょうか?
まだ2話しか観ていないので、結論を出すには早いと思いますが、最終回まで観たい響鬼である事を痛切に願います。